大阪市中央公会堂 Osaka Central Public Hall             HOME

 大阪市中央公会堂は、水都大阪の堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島に位置しており、西隣には大阪市庁舎がある。大正7年に建てられた重厚なネオルネッサンス様式は、外観、内装とも完成度が高く2002年国の重要文化財に指定された。
 ここは、文化活動や学びの場としても広く市民に利用されていて、週末には周辺を散歩する人たちに混じって、趣味の画家達も多く集まる場所となっている。
 設計者は、工部大学校(現東京大学工学部)造家学科の一期生(教授は、英人ジョサイヤ・コンドル)辰野金吾で、4人の同期生の中には
日本水準原点の設計者佐立七次郎らがいる。
 コンドルは、創生期の日本人建築家を育成し、建築界の基礎を築いた一方で、自らも多くの建築物の設計をしており、関東震災や空襲で現存しない建物もあるが、上野の旧岩崎邸、桑名の六華苑など絵にしたい建物が残っている。


 A Osaka City central public hall is located in Nakanoshima placed by the Dojima river and Tosabori river, and is an important cultural asset.




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2008/11/15


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2008/11/3


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2008/9/23


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2008/9/7


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2008/3/16


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2007/7/7


2008.11.15 鉾流橋と大阪市中央公会堂 F4 地図 map
Osaka Central Public Hall & Hokonagare-bridge
  絵を描く場所に迷ったときは、中之島の中央公会堂へでかける。特に懐事情が悪い場合は。なにせ枚方からの定期券(pitapa)があり、交通費はタダ。  最寄り駅は京阪中之島線の「なにわ橋」であるが、私のpitapaは、淀屋橋まで。ケヤキがちょうど見頃に色づいていた。
 今回のスケッチ場所は、難波橋の1つ下流に位置する鉾流橋越しの中央公会堂。アクセントとした鉾流橋は、公会堂の屋根に色を合わせて銅が錆びた緑青色としているらしい。




2008.11.03 難波橋からの大阪市中央公会堂 F4 地図 map
Osaka Central Public Hall from Namba-bridge
 京都と大阪を結ぶ京阪線に10月19日中之島線が開通し、中央公会堂の最寄りは「なにわ橋駅」となった。公会堂右手前ドーム型の建物が地上駅舎である。
 スケッチ場所は、土佐堀川に架かる難波橋「北浜駅」側からである。数隻の観光船(絵にしたのは「なにわ3号」)が下流の「淀屋橋」と上流の「天満橋」間を往復している。乗ったことがないので料金は知らない。船は近景として、写真を見ながら後で描き込んだ。


2008.09.23 大阪市中央公会堂 F4  地図 map
Osaka Central Public Hall


2008.09.07 大阪市中央公会堂 F4  地図 map
Osaka Central Public Hall
 中之島の大阪市中央公会堂のスケッチは、これが3作目になるが、正面玄関を通り過ごして、鉾流橋(ホコナガシバシ)を越え堂島川越しにから見る初めての景色を描いた。
 高速道路の下で、真夏を過ぎたとはいえまだまだ暑さが残るこの時期には、人も少なく絶好のスポットであった。


 右の写真は、12月のライトアップ時



2008.03.16 大阪市中央公会堂 F6 地図 map
Osaka Central Public Hall
 大阪市中央公会堂を描くのは2度目で前回と同じ構図でもあった。前回はF4サイズで描いたが、細部が気になり今回はF6のスケッチブックを使った。何のことはない、風景スケッチの基本である?何に重点を置き、何を省略して、その特徴を出すか、その表現が出来ず、紙面が大きい分さらに細かくなってしまい、結局2日間、4時間ずつかかってしまった。
 大胆な表現が出来ないのは、修行不足もあるだろうが、性格かな?

 
 岸本さんの描く中央公会堂は迫力満点だ。


2007.07.07 大阪市中央公会堂 F4  地図 map
Osaka Central Public Hall