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沖縄:世界遺産などのスケッチ。ゆっくりスケッチしたいのだが、めったに行くこともできず結局見学優先となってしまう。





南窯(ふぇーかま)
2011/2/21
中城城趾
2011/2/20

勝連城趾
2011/2/20
崇元寺石門
2008/4/19

2011/2/21 南窯(ふぇーかま) F4 地図 map

 南窯(ふぇーかま)は、那覇の国際通りの裏手、壷屋(やちむん)通りにある。やちむん通りは、琉球石灰岩を使った石畳風に整備された約400mの一方通行の道で、道の両側に陶器の小売店、工房、喫茶店などが並んでいる。やちむんとは沖縄の方言で陶器のことをさします。
 南窯(ふぇーかま)は、琉球国王からの拝領窯で、斜面を利用した荒焼専用の登り窯。酒甕、水甕、厨子甕などが焼かれていた。周囲の石積みも含め1973(昭和48)年、県の有形文化財に指定された。
 スケッチは、写真を撮って自宅で描き起こしたもの。本当は、新垣家(国指定重要文化財)をスケッチしたかったのだが、老朽化して今は修復工事中で、完成は5年後とのこと。5年後にまた来るか
 





2011/2/20 中城城(なかぐすくじょう)趾 (世界遺産) F4 地図 map
World Heritage Nakagusuku Castle
 中城城跡は、北中城村から中城村にわたる標高150メートルほどの高台にある。 
 かみさんと2度目の沖縄旅行、今回の旅のテーマ?は世界遺産。
 沖縄の世界遺産と言えば、首里城としか頭になかったが、調べてみると本島に琉球時代の城趾が点在しいくつかが世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)となっていた。
 2泊3日の旅行日程ではそのすべてを巡るのは厳しい。到着した初日に「今帰仁城(ナキジンジョウ)趾、この日は、座喜味城(ザキミジョウ)跡、勝連城(カツレンジョウ)跡、そしてこの中城城跡。3ヶ所回るのが精一杯だった。
 中城城趾は、首里城趾、今帰仁城趾とともに「日本100名城」となっている。





011/2/20 勝連城(かつれんじょう)(世界遺産) F4 地図 map
World Heritage Katuren Castle

 勝連城跡は、うるま市(旧勝連町)の勝連半島の根元付近にある。訪れた日は、あいにく天候がいまいちで、海の色が冴えなかったが、城があった場所だけに石垣の上に上がると展望はさすがにすばらしい。前日に訪れた今帰仁(ナキジン)城趾は、所々石垣の上が立ち入り禁止となっていたが、ここは「すべて自分の責任で行動しろ」という感じで、石垣の上から展望することができた。
 写真の場所は城趾との鞍部を南側に上がった場所で、こちらも琉球石灰岩の遺構がありいずれ修復され勝連城の全体像となるであろう。

 数年前やはりかみさんと沖縄を旅したが、その時は海中道路をレンタカーで走ったが、その近くにこんな風景があるとは、その時は思いもしなかった。海がきれいな時期に再度訪れたい。






2007/2/1 崇元寺石門 F4 地図 map
Sogenji (Naha Okinawa)
 崇元寺(ソウゲンジ)石門は、観光客でにぎわう那覇の国際通り近くにある。現在この石門(旧崇元寺第一門及びせきしょう)は、国の重要文化財に指定されている。
 戦争さえなければ、日本における世界遺産第一号は、首里城やその周辺の石畳が先ず選考されたであろうと言われている。この崇元寺も空襲のため、今は石門が残るのみとなってしまったが、往時をしのばせるには十分な存在感がある。
 以前(2004年9月)にも一度近くのホテルから朝の散歩の際にスケッチしたが、その時は時間もなく30分ほどで描いた。もう一度と思い、たまたま訪ねることが出来再来した。ここは、近くにお住まいの方の散策のコースとなっているが、観光客は少ない。

 The stone gate ..only remainder.. has become it now because
"Sogenji" is in the Naha city, and it was burnt in the air raid.
 琉球石灰岩でできた三連アーチ型の門。100m近くにわたる重厚な石門は、切石布積み工法で造られたもの。国重要文化財にも指定されている。門の内部は境内で、かつては尚[しょう]氏王統の霊を祭る崇元寺があったが、沖縄戦によって全壊した。